どうも、
豪徳寺接骨院Palledo パレード
生井です
昨日の話になりますが、
院にお電話があり
いつも通ってくれている
患者さん
80歳を越える
ご高齢のかたなんですが
転倒した
動けないんで
助けてくれ
との
お電話がありました
保険証を頼りに
ご自宅まで行くと
一歩も動けないらしく、
横たわっておりました
しかし
とにかく
救急車は呼びたくないと
なにがなんでも
病院は行きたくないと
状況は
歩行不能な状態で
あくまでも深刻
骨折の疑いもあります
さらには
このかた、
お一人暮らしである
ぼくは
このとき
閉院後に
立ち寄ったのですが、
ひとり暮らしでの
歩行不能な状況など
ほうって帰れるわけがありません
しかし、
救急車を呼んだら
恨むと
呼んだとしても
絶対に乗らないと
そこは譲ってくれません、
僕は
本当に悩みました
本人の
強い意思を優先するのか
それとも、
意思に関係なく
治療が最優先
さらに、
なにより僕が
1番安心できる選択肢を
選ぶのか
ご本人のためには
どちらがいいのか
本当に
分かりませんでした
サポートをしながら
時折、
救急車を呼ぶ気にはなりませんか
と
お伺いを立てます
このままじゃ
僕も帰ることができません
と
すると、
松葉杖さえあれば
一人でも歩ける
痛みは
抜けてきているんだ
と
ご本人が
おっしゃいます
松葉杖…
当院、
四月からOPENしたものの
松葉杖を常備してないことに
気がつきました
しかし
この状況
どうしても
松葉杖が必要
この状況での
松葉杖は
老人のかたの
現時点での
判断要素として
大きな意味があります
僕は
思い立ちました
同業者
それは
ライバルとも言えますが
医療人としては
同じ方向を向いているはず
同じ志を持った
仲間なのです
ですので、
こちらに
状況を簡潔に説明し、
頭を下げ、
松葉杖を
貸してくださるように
お願い致しました
すると、
快く貸してくれました
特に手続きもなく、
口約束で貸してくれたのです
本当に
助かりました
感謝です
そして
老人のかたの
ご自宅に戻り
松葉杖の使い方を
レクチャー
しかし、
怪我をして
痛みもあり
体力もなく、
松葉杖での歩行すら
キツそうです
ここで、
ご本人も納得したようです
そして僕も、
最後の
説得に入りました
ようやく
思いが通じたのか
ここで
承諾を得ました
そして、
そのアパートの
大家さんの協力があり
救急車を呼んでいただき
無事、僕も
帰路につきました
その後、
付き添いにも
行ってくださった
大家さんからご連絡があり
大腿骨の骨折だったそうです
やはり、
救急車で正解でした
退院まで
およそ三週間
少し長いかもしれませんが
また
元気に戻ってくる姿を
待ちたいと思います
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